最終更新日 2024年10月8日 by wissma
「軟包装の特徴が知りたい」
「食品パッケージに興味がある」
「朋和産業の業務内容が知りたい」
柔らかい素材を用いて包む軟包装は、近年様々なところで活用されていてほとんど欠かせないものとなっています。
ポリエチレンやポリプロピレン、さらにはポリオレフィンなどのフィルムを使用しているのが特徴です。
プラスチックの一種であるこれらの樹脂でできたフィルム素材を使用して包むため、軽いのが魅力です。
Contents
伸縮性があり加工しやすい
包装が重い場合には商品の重量が負担になることが考えられますが、軽量ならば取り扱いが楽になるケースがあります。
また樹脂のフィルムで作られているため、伸縮性があり加工しやすいというメリットもあります。
伸縮性のない素材の包装が適している品物もありますが、それにこだわりがない場合には取り扱いやすく加工しやすい伸縮性のあるフィルム素材が良いことも少なくありません。
さらに丈夫であることも良いところで、プラスチックの一種である樹脂を使用して作られるため透明なパッケージにすることも可能です。
そのような朋和産業などの軟包装は、様々な商品に取り入れられています。
一般的な生活をしている人の場合には、このような包み方をされている商品を目にしない日はないかもしれません。
食料品や日用品をはじめ、様々な品物がこのようなフィルムを使った包装をされているからです。
野菜や魚、さらにはレトルト食品や洗剤などのパッケージにも使われているのが柔らかいフィルムの包装材で、軟包装の洗剤の詰め替えパックは内容物を使い切って綺麗に水切りをしてから廃棄することでプラスチックとしてリサイクルをすることができるのが魅力です。
空気や光を通さない、熱に強いレトルトパウチ包装された食品
空気や光を通さない、熱に強いレトルトパウチ包装された食品は加圧加熱殺菌をしている食品で、包みには多層フィルムが使われています。
この包みも奇麗に洗って、水きりをおこなっておき容器包装プラスチックとして排出することでリサイクルされることが期待できます。
軽くて扱いやすい軟包装は、商品を包んでもあまり重さが変わらないという点がメリットです。
重い包装材を使用していると、輸送にコストがより多くかかってしまうことになりますが、軽量な素材であればそれを抑えるのに役立てられるでしょう。
輸送する際のコストを押さえることができれば、商品の価格もその分安くすることができるのが良いところです。
しかしどのような品物であっても、柔らかなフィルムによる包みが適しているというわけではありません。
内容物によっては一定の形が崩れないような硬い素材の包装の方が適していることもあります。
例えば内容物が壊れやすかったり形が崩れやすかったりする場合、崩れたり壊れたりしたら価値が下がるようなものであるのなら柔らかなフィルム素材を使うことは避けるべきです。
包む品物に合ったものを選択する必要がある
しかしそのような心配のない商品を包装するときには、軽さを追求した包装材を使用すると良い効果が得られることもあります。
また一口に軟包装といっても薄さは異なるので、包む品物に合ったものを選択する必要があります。
軽いことに加えて丈夫であるという魅力もある樹脂素材のフィルムを使用した包装材は、破れにくいのがメリットの1つです。
簡単に破れたら困るような内容物を包むときには便利で役立つ素材となっています。
例えば詰め替え用の液体の洗剤や、パウチタイプの調味料などのことです。
もしこれらが破れやすい素材でできていたら、持ち帰りの際に大変なことになることが考えられます。
しかし硬包装のパッケージの場合には、容器の重量はフィルム素材のパッケージよりも重くなってしまうでしょう。
そのようなことから丈夫さと軽さを兼ね備えた樹脂でできた包装材は、洗剤もパウチ調味料などにも適しています。
加工をすることで使い勝手の良さも併せ持つことが可能
簡単に破れないかわりに、開封用の切れ目や一部分だけ簡単に破れるようにしたりといった加工をすることで使い勝手の良さも併せ持つことが可能です。
樹脂を使ったフィルムで出来ている軟包装は、伸縮性にも優れているのが魅力です。
その特徴を活かして使われているケースもあり、代表的な例にはペットボトルのラベルフィルムが挙げられます。
熱を加えることで縮む性質のあるフィルムを使っているのが特徴で、これによりペットボトルにピッタリとフィットするような形状になります。
フィルムにはもともと商品名や成分表などが印刷されているので、簡単にラベルにすることができるようになっているのが魅力です。
またペットボトルをリサイクルしやすくするためにも役に立っているのが、このような方法でのラベル付けです。
取り外しやすく工夫されているので、あまり手間をかけずに分別することができます。
さらに取り外したラベルも、プラスチックとしてリサイクルすることができます。
まとめ
透明であることを活かしたデザインのパッケージにすることができるのも、プラスチックの一種のフィルムを素材にした包装材の良いところです。
透明であることによって、中身を見せながら安全に包むことが出来るようになるからです。
もちろんあえて見せないようにすることもできます。